トロロをしぼりこむ
しっかりタテ込んだ槽の中にトロロアオイの液汁をしぼりこみます。このトロロの入れ加減ひとつで漉きあがる紙の品質が上下されるそうで、これには工夫と熟練を要するようです。トロロを加え、またカイガでしっかりかきまぜます。カイガは農具よりヒントを得て造られたそうで、大正の初年に高知県の抄紙地より移入したものといわれます。カイガは髪をとくクシのようなカッコウをしています。それを槽の上に渡してある竹にかけ、槽の中を前後にジャブジャブとかきまぜます。
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槽に砕いた楮を百目に対し、水を五斗から六斗の割合で入れます。
